山菜・山野草-053 ペパーミント [山菜・山野草]
日によっては暖かいを通り越して汗ばむ陽気の中、庭ではペパーミントが元気よく繁殖しています。
今から15年以上前に当時小学生だった息子にせがまれて買った1本の苗が今では庭のあちらこちらで繁殖しています。
気が付けば山野草の鉢植えの周辺を占拠しています。
ペパーミントがあると紅茶に浮かべたりヨーグルトにのせたりサラダの香り付けにしたりと便利なのですが、繁殖力が旺盛なので対処に困る事が多いです。毎年根絶やしにしない程度には刈り込んでいますがそれでも年々増えるので一昨年からは入浴剤代わりに使ったりもしています。
ついに私の小さな庭の山菜畑にペパーミントが侵出してきていたのですぐに刈り取り、冷ハーブティーを作ってみました。割とおいしいので、これからの暑い季節用に冷緑茶や冷麦茶の代わりになりそうです。
薄黄緑色ですが味ははっきりしていて、ペパーミントのスゥ~とする香・メイプルシロップの上品な甘み・飲んだ後の清涼感はたまりません。
上からのぞくとこんな感じ。
<ペパーミント>
シソ科ハッカ属の多年草。
チューインガムにも使われている有名なハーブで、庭や公園で栽培されいるのをよく見ます。繁殖力が強く、すぐに生育場所を広げるので庭で栽培する時は蔓延ら無い様に注意が必要です。
茎は角ばっていて高さは80cmにもなります。葉だけでなく茎も折れた部分から(メンソールの)スゥ~とした強い香りがします。
夏に密集した葉の先に小さな白っぽい穂状の花を付けます。
原産:ヨーロッパ
採取部位:葉・茎
採取時期:4月~8月(花が咲く前まで)
効能:
メンソール成分には集中力を高める効果・眠気覚まし効果・鎮静効果・不眠症改善効果・鼻づまり改善効果があります。
消化促進作用があり飲み過ぎ・食べ過ぎを楽にしてくれたり(私にとっては何よりありがたい効果です)、腹痛改善・胃痙攣改善・胸焼け改善が見込めます。
抗菌作用と麻痺作用で口臭予防・歯痛改善・頭痛改善に効果があります。
調理:茹でる(煎じる)
生の若芽を紅茶やヨーグルトにのせるのも良いですが、量を多く使いたい時にはハーブティーにするのが良いと思います。
ペパーミントを茎ごと採取して良く洗って水を切り、ヤカンかポットにそのまま(茎ごと)入れます。入れる量は割に適当で良さそうです(今回は600ccの小さなヤカンに15cm位の長さのものを6本入れました)。
そこに熱湯を溢れない程度に注いだ後、蓋をして、20分ほど経ったらペパーミントを取り除いて放置し、触っても熱くなくなったところでメープルシロップを適量(お好きな甘さまで)入れ、レモン汁を適量(味を見ながら)加えて、かき混ぜれば完了です。
実験的に甘みを砂糖と蜂蜜に変えて味を比較してみました。どれも美味しく飲めますが、私のおすすめはメープルシロップ>蜂蜜>砂糖です。
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タグ:山菜 山野草 木の実
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