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山菜・山野草-046 カラスノエンドウ [山菜・山野草]

本格的な春を迎え、近くの山に行けばいろいろな山菜・山野草が顔を出しています。
実際に採取し、自宅で料理し、食した感想を報告していますが、これからしばらくはたくさんの種類が採れるのでどこから報告しようか迷ってしまいます。
そこで今回はあまり知られていない山野草に注目してみました。

今日の午後、電車に沿った道を散歩しているとカラスノエンドウが土手を覆い尽くす様に一面に生えていました。
CIMG1104.JPG
カラスノエンドウはほとんどの方は見た事がある山野草だと思いますが、食べられる事はあまり知られていません。伸びたものはたべられませんが若芽や柔らかい芽先と若い実は食べられます。クセもアクも無いので料理し易く、味はマメ科特有のコクと甘みがあります。
私の家の小さな畑にはアシタバと行者ニンニクとコゴミと山芋とともにカラスノエンドウを勝手に生やしています。理由は食べられる以外にもあります。数年前にNHKの番組で豆類は根が長く張るので土を耕すのと同じ効果があると聞き、私の様なものぐさにはうってつけの『ずぼら流、畑作業』として野生の豆類のカラスノエンドウを撒きました。

<カラスノエンドウ>
カラスノエンドウはマメ科ソラマメ属の2年草です。春に日当たりの良い身近の野原や道端や河原に生えています。3月~6月に1cm程の紅紫色の蝶形花がつきます。小さい花ですが良く目立つのですぐに見つけられます。葉は3~7対の小葉が50cm~100cm程の茎の左右に向かい合ってついていて、茎の先(葉先?)は3本の巻きひげになっています。実は小さなサヤエンドウのようです。
子供の頃は実が膨らんだ頃に鞘の付け根を千切り、裂け無い様に慎重に開き、種子を取り出して笛にして遊びました(今でもやります)。その頃はカラスノエンドウとは呼ばずにシビビーと呼んでいましたが由来は知りません。多分その音からついたのだと思います。本名のカラスノエンドウは熟した鞘や種子が真っ黒になることからつきました。なお熟した黒い種子は有毒なので気を付けてください。
蛇足ですがカラスノエンドウに似ている小型の植物はスズメノエンドウと言います。こちらは食べません。

分布:北海道~沖縄

自生場所:日当たりの良い野原、道端、河原等

採取部位:若芽、柔らかい芽先、若い実

採取時期:3月~6月

効能:生薬名をギョウヨウと言い
血行促進胃もたれ消化促進整調利尿糖尿病予防膵臓炎解熱咳止めに効果があるとされます。

調理:
若芽と芽先
天ぷら素揚げ、茹でて和え物おひたし卵とじで美味しいです。
若い実
かき揚げ油炒めも旨いです。


(山野草)カラスノエンドウ(烏豌豆) 3号(1ポット)




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