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山菜・山野草-045 シュンラン(春蘭) [山菜・山野草]

今年は少し遅れていましたが、やっとシュンラン(春蘭)が咲きました。
毎年、初春に早く花茎がでないかと心待ちにして、花茎が出ると早く花が咲かないかとウキウキしながら観察しています。今年の花はいつもより丈が低いですが本格的な春の訪れを感じて嬉しいです。
シュンラン.JPG

<シュンラン(春蘭)>
シュンランはラン科の植物です。漢字名の通り他の欄に先んじて春に花をつける蘭です。
茂った固くて細長い葉の間からヒョロッした花を控えめに咲かせます。花は淡黄緑色の長い萼弁(ガク)と白地に紫の斑点のある唇弁を持ちますががあまり目立ちません。里山を散策していても気に留めずに通り過ぎてしまう事が多いので、短い花の時期を見逃さないように3年前から鉢植えにして育てています。花はか弱く見えますが割と環境に強い植物なので、花が咲き終えた4月~6月に株分けすると簡単に増やせます。
また、シュンランの花は塩漬けにしたものを湯に浮かべて花茶にしたり、採りたてを塩茹でして酢の物や和え物で食べる事が出来ます。我家では数が採れないので一口分の酢の物にして貴重な味と彩をを楽しみます。

分布:北海道~九州

自生場所:低山の林の中で乾燥した(ジメジメしていない)場所

採取部位:花と花茎、根

採取時期:3月~4月

効能:
民間薬としては、
花と花茎は煎じてうがい薬にして咳止めに使います。
根は乾燥させて粉末にし服用すると血流改善強壮の効果があるとされます。

調理:花と花茎生
はかまを取りサッと塩茹でしたものを酢の物汁の実和え物にします。
茹でても色があせないので少量でも食卓の彩になります。
塩漬けは花の3割程の塩と酢に漬けて陰乾ししたものを瓶に詰めて更に仕上げの塩漬けして作ります。湯に浮かべて飲むと思いの外に上品な香りと味がします。


(山野草)シュンラン(春蘭) 原種系 3号(1ポット)




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