山菜・山野草-057 クレソン [山菜・山野草]
久しぶりに愛鷹山系の入口にある「水と緑の杜公園」に山菜の状況を見に行ってきました。
梅雨の頃ともなると山菜も成長し固くなるので、採取よりも自生場所が増えたか減ったかを見に行ってきました。
道ながらに生えていたのは「オオバコ」ですが、数や自生範囲は広がっているものの小さくてまだ採取の対象にはなり得ませんでした。
次に河原に蔓延っていた「クレソン」が目につきました。小さな十字の白花が咲いてそこにモンシロチョウがとまりました。
クレソンは花が付いた茎は固くて食べませんが、河原のあちこちにカーペット状に群生していたので柔らかそうな柄先をつまんできました。
更に行くと太いイタドリが川を覆い隠すほど河原の両側に立ち上がっていましたが、春の柔らかい時期に茎先が採取されていたのでしょう、ほとんどは先っぽが無く枝芽が出ていました。私も柔らかそうで太めの枝芽を採取してきました。
その先の暗くてジメッとした林の中には私の大好きなウワバミソウがありました。自生範囲は昨年の倍程度(それでも5坪位)にはなりましたがまだまだか細くて食べるには忍びない感じでした。太めの茎もありますがほとんど採取されて残った茎でした。私は目残しの数本を採取しましたがこのままでは絶滅するかもしれないと思い、雄株と雌株を1対とって住居近くの滝の茂みに移植しました。来年以降、そこにウワバミソウが茂って名物にならないかなぁと妄想しています。
採取したクレソンは生食、イタドリは油炒め、ウワバミソウはお浸しにして美味しくいただきました(写真の左はウワバミソウ、右はイタドリ)。
<クレソン>
独特の辛味や苦みが洋食(特に肉料理)に合い、付け合わせによく使われているので知っている人も多いと思います。別名はオランダガラシと言い、明治時代にオランダから輸入し洋食の付け合わせ用に栽培しはじめたものです。
繁殖力は強く、折れた茎から根が出て増えて行くので現在では環境省の要注意外来生物に指定されています。
スーパーなどで購入すると割に高い食材ですが、繁殖力が旺盛なので実は多くの河原や水辺に自生しています。生食なら衛生面に気を付けてよく洗てください。茹でて和え物にするのは無難です。
効能:辛味や苦みに消化を助ける働きがあります。また抗菌作用があるので口臭予防にもなります。
調理:
若芽・茎・葉
生でサラダとしても美味しい。
軽く茹でて和え物(マヨネーズ・からし)・酢の物・バター炒めは付け合わせとは全く違う印象になります。旨いです。
つぼみ
天ぷらでも美味しいです。
<オオバコ>:詳しくは「山菜・山野草-018 オオバコ」を参照ください。
効能:
咳止め・去痰・整腸作用で美容・ダイエット・健胃・利尿・強壮・目の老化予防・コレステロール抑制・動脈硬化予防・高血圧予防・便秘
調理:
天ぷら・和え物・汁の実、油炒め・炊き込みご飯・オオバコ茶・ふりかけ
<イタドリ>:詳しくは「山菜・山野草-006 イタドリ」を参照ください。
効能:
痛み止め・止血・咳止め・健胃・利尿・便秘・糖尿病・湿疹
調理:
生食・サラダの具・塩もみ・酢の物・和え物・汁の実・油炒め・煮物・天ぷら・天ぷら
<ウワバミソウ>:詳しくは「山菜・山野草-025 ウワバミソウ」を参照ください。
効能:
胃腸保護・肝臓強化・ガン予防・風邪の予防・美肌・アンチエージング(老化防止)・切り傷・虫刺され
調理:
おひたし(だし汁、わさび醤油)・和え物(三杯酢、酢味噌、辛子醤油)、汁の実、煮つけ・天ぷら、油炒め・キンピラ・ミズトロロ・ムカゴの味噌漬け・ムカゴの醤油漬け
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梅雨の頃ともなると山菜も成長し固くなるので、採取よりも自生場所が増えたか減ったかを見に行ってきました。
道ながらに生えていたのは「オオバコ」ですが、数や自生範囲は広がっているものの小さくてまだ採取の対象にはなり得ませんでした。
次に河原に蔓延っていた「クレソン」が目につきました。小さな十字の白花が咲いてそこにモンシロチョウがとまりました。
クレソンは花が付いた茎は固くて食べませんが、河原のあちこちにカーペット状に群生していたので柔らかそうな柄先をつまんできました。
更に行くと太いイタドリが川を覆い隠すほど河原の両側に立ち上がっていましたが、春の柔らかい時期に茎先が採取されていたのでしょう、ほとんどは先っぽが無く枝芽が出ていました。私も柔らかそうで太めの枝芽を採取してきました。
その先の暗くてジメッとした林の中には私の大好きなウワバミソウがありました。自生範囲は昨年の倍程度(それでも5坪位)にはなりましたがまだまだか細くて食べるには忍びない感じでした。太めの茎もありますがほとんど採取されて残った茎でした。私は目残しの数本を採取しましたがこのままでは絶滅するかもしれないと思い、雄株と雌株を1対とって住居近くの滝の茂みに移植しました。来年以降、そこにウワバミソウが茂って名物にならないかなぁと妄想しています。
採取したクレソンは生食、イタドリは油炒め、ウワバミソウはお浸しにして美味しくいただきました(写真の左はウワバミソウ、右はイタドリ)。
<クレソン>
独特の辛味や苦みが洋食(特に肉料理)に合い、付け合わせによく使われているので知っている人も多いと思います。別名はオランダガラシと言い、明治時代にオランダから輸入し洋食の付け合わせ用に栽培しはじめたものです。
繁殖力は強く、折れた茎から根が出て増えて行くので現在では環境省の要注意外来生物に指定されています。
スーパーなどで購入すると割に高い食材ですが、繁殖力が旺盛なので実は多くの河原や水辺に自生しています。生食なら衛生面に気を付けてよく洗てください。茹でて和え物にするのは無難です。
効能:辛味や苦みに消化を助ける働きがあります。また抗菌作用があるので口臭予防にもなります。
調理:
若芽・茎・葉
生でサラダとしても美味しい。
軽く茹でて和え物(マヨネーズ・からし)・酢の物・バター炒めは付け合わせとは全く違う印象になります。旨いです。
つぼみ
天ぷらでも美味しいです。
<オオバコ>:詳しくは「山菜・山野草-018 オオバコ」を参照ください。
効能:
咳止め・去痰・整腸作用で美容・ダイエット・健胃・利尿・強壮・目の老化予防・コレステロール抑制・動脈硬化予防・高血圧予防・便秘
調理:
天ぷら・和え物・汁の実、油炒め・炊き込みご飯・オオバコ茶・ふりかけ
<イタドリ>:詳しくは「山菜・山野草-006 イタドリ」を参照ください。
効能:
痛み止め・止血・咳止め・健胃・利尿・便秘・糖尿病・湿疹
調理:
生食・サラダの具・塩もみ・酢の物・和え物・汁の実・油炒め・煮物・天ぷら・天ぷら
<ウワバミソウ>:詳しくは「山菜・山野草-025 ウワバミソウ」を参照ください。
効能:
胃腸保護・肝臓強化・ガン予防・風邪の予防・美肌・アンチエージング(老化防止)・切り傷・虫刺され
調理:
おひたし(だし汁、わさび醤油)・和え物(三杯酢、酢味噌、辛子醤油)、汁の実、煮つけ・天ぷら、油炒め・キンピラ・ミズトロロ・ムカゴの味噌漬け・ムカゴの醤油漬け
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タグ:山菜 山野草 木の実
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