山菜・山野草-027 イノコヅチ [山菜・山野草]
日中も夜も耐えられないほどの暑さで、ワンコの散歩も道路の熱が冷めている時しか行けない時期になりました。
早朝の散歩中、道端にイノコズチがたくさん生えていました。今の時期から秋にかけて目立ってくる植物のひとつです。
イノコヅチと言うと役に立たない雑草の代表の様に思いがちですが、以外にも若い葉や蕾が食べられますし、牛膝(ごしつ)と言う名の生薬として利用されています。
少し採取してバター炒めを昼食の1品に加え、美味しくいただきました。
<イノコヅチ>
イノコヅチはヒユ科の植物です。
多くの人がイノコヅチの名は知らなくてもその存在はよく知っているのではないでしょうか。晩夏から秋に空き地など歩いていて、気が付いたら知らぬ間にズボンや靴下に雑草の小さな実がいっぱい付いていたと言う事がありませんか。中でも数が多くて取りにくい最も始末が悪い”ドロボウグサ”とはイノコヅチの別名です。また節が膨れて固くなっている雑草を見た事や遊んだ事はありませんか。その膨らんだ節がイノシシの膝頭や踵に見えたので猪子槌と書き名の由来になっています。
イノコヅチには日向で生える種と半日陰で生える種があり、それぞれはヒナタイノコヅチ、ヒカゲイノコヅチと言います。葉の厚さや実の形は違いますがそれ以外はほとんど同じに見えます。両方とも食べられますが、生薬の牛膝(膨れた節を牛の膝頭に見立てた)には根が太いヒナタイノコヅチを利用するようです。
なおイノコヅチは、精力が強いので地上20cm位で刈り取っても再び新芽が出て長い期間採取できる山野草です。
分布:本州から九州
自生場所:道端・空き地
採取部位:若葉・蕾
採取時期:春から夏
効能:
生薬としても使われ、サポニンやイノコステロンを含み利尿作用・
消炎作用・浄血作用・血流を整える作用・痛み止め(腰痛、膝痛、関節痛、神経痛、生理痛など)・生理不順改善・めまい・リウマチ改善・強壮に効果があると言われます。
なお子宮収縮作用があると言われるので妊婦には使用しないのが無難なようです。
調理:茹でる・炒める・揚げる・乾燥
若葉・蕾
茹でた後に水に晒しておひたし・和え物・炒め物で食べます。
天ぷらも美味しいです。
また葉を刻んで乾燥させてたイノコヅチ茶は健康茶として知られています。
なお生薬の牛膝は秋に根を採取し細かく刻んで乾燥させたものです。
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タグ:山菜 山野草 木の実
2015-07-25 19:22
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コメント(1)
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by Cilas (2018-04-14 17:47)