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山菜・山野草-026 イヌビユ [山菜・山野草]

イヌビユ 4.JPG
たまに小雨がちらつく天気の中、早朝から近くの池に身近な山菜・山野草探しの散歩に出かけました。近くと言っても片道3km以上、池の周回は1km弱ですので、歩いてる時間だけでも1時間半位の運動になりました。ふと見ると池の周りの遊歩道の端にイヌビユがあったので少しだけ採取し、昼食にバター炒めにしてみました。食感が柔らかくてアクやクセが無く美味しくいただきました。”熱帯のほうれん草”と言われるだけあって、味はほうれん草に似ている気がします。(私だけかもしれませんが)
イヌビユ 6.JPG

<イヌビユ>
イヌビユはヒユ科の植物です。
初夏の道端で茎の腋芽からゴチャゴチャかたまった緑色の花穂が出ている雑草を見た事があると思いますが、それがイヌビユです。特徴は花穂以外に葉の先端が凹んでいるので見分けがつきます。
イヌなどの動物の名がつく植物は概して食べられないかまずいもの、もしくは役に立たないものと相場が決まっているので、イヌビユも雑草として扱われています。しかしイヌビユは葉や実を食べる事が出来るのでイヌが付く植物で利用価値のある数少ないものだと思います。また若芽を採取しても腋芽から葉が出たり、夏にこぼれた実はすぐに発芽し秋には花が咲くほど生育が早く、生きる力の強い植物です。
イヌビユは原産地が地中海で、江戸時代以前に日本に帰化した植物です。イヌビユの仲間は世界各地で野菜として育てられています。日本では雑草扱いされていますがもともとは食用です。別名”熱帯のほうれん草”とも言われます。あまり知られてはいませんが、スーパーで販売しているサラダ用ベビーリーフの中のヒユナもイヌビユの仲間ですし、最近では同属のアラマンサスが健康食材として人気になっています。
同じ帰化植物(一般的には雑草扱い)のアオビユ・ホソアオゲイトウも同様に食べられます。
また園芸種のハゲイトウは遠縁にあたります。ハゲイトウの仲間が食べられるのは意外ですね。

分布:日本各地

自生場所:日当たりの良い、畑の脇・道端・空き地

採取部位:若芽・花芽・実

採取時期:若芽は春から秋、花芽・実は初夏から秋

効能:
利尿作用で知られていますがそれ以外にも
βカロチンの抗酸化作用で免疫力UPアンチエージング(老化防止)に効果があると言います。
リジンは美肌に効果が期待できます。
メチオニンは脂肪肝予防の効果があります。
カルシウムは歯や骨を強く抗ストレスの効果が見込めます。
鉄分は貧血を改善します。
食物繊維は整調便秘改善デトックスに効果があります。
また実には、タンパク質が精白米の約2倍・カルシウムは精白米の25倍・脂質は約6倍・鉄分は50倍も含まれていて、最近ではスーパーグレインとかスーパー穀物と呼び栄養価の高い健康食材アレルゲン除去食品(アレルギー用食品)として知られています。

調理:茹でる・炒める・揚げる・炊く

若芽・花穂
茹でた後に水に晒しておひたし和え物炒め物(油炒め、バター炒め)・卵とじで食べます。
天ぷらも美味しいです。


米に混ぜて炊き込みご飯にしたり、
チャーハンやスパゲティー等の混ぜ物に利用します。


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